金魚すくうやつ絶対許さぬ明王

作者:狐路ユッカ

●金魚さんかわいそう
 寂れた村の、寂れた神社の、一番出入り口に近い場所にある出店。それが、今回のターゲットだった。
 ――金魚すくいだ。
「金魚さん! 金魚さんをすくうだと!? 可哀想ではないか、一匹たりともすくうことはゆるさぁぁあん!!」
 ぶわっさぶわっさと翼をバタバタさせながら、ビルシャナが叫ぶ。
「そうだそうだ! こんなビニールプールに金魚を押し込めて!」
「最低よ! 暑い日に!」
「ポイで追い回される気持にもなれっての!」
 信者とみられる一般人が、8名。ぎゃあぎゃあ騒いでいる。近づかないほうがいいと判断したのだろう、祭りは急きょ中止になり、ビルシャナに賛同する者以外はすでにいなくなってしまっているようだ。
「金魚ちゃ~ん、もう大丈夫でしゅからねぇ」
 目じりを下げ、ビルシャナはビニールプールをのぞき込む。
「こんなことをしたやつ、見つけて必ず成敗してくれるッ!」
 そして、ぐっと握り拳を作るのであった。


「金魚すくいかぁ。僕なんかは全然できないんだけど……今回はね、そんな金魚すくいを絶対に許さないっていうビルシャナが現れたんだ」
 秦・祈里(ウェアライダーのヘリオライダー・en0082)は、なんでそんなピンポイントを攻めてくるんだろうねぇと首をかしげる。 
「葛西・藤次郎(シュヴァルツシルト・e22212)さんに頼まれて調べていたら、北海道の田舎にあるお祭りで金魚すくいの出店を襲うってわかったんだよ」
 なので、ケルベロスにはそのお祭り会場に向かってビルシャナを退治してもらいたい、ということなのである。
「配下は8人。みんな、金魚を捕るなんて許さない! って主張してるんだ」
 なんとかして信者を退散させないと、ビルシャナのサーヴァントのように戦闘に加わってきて厄介だ。インパクトのあることを言わないとね、と祈里は頭を抱える。
「お祭り会場の一般客やお店の人は、信者を除いてはみんな避難してるから大丈夫だよ。もっとも、出店はそのまんまになっちゃってるけど」
 つまり金魚ちゃんもそのままということだ。
「ビルシャナは、金魚型の炎を飛ばして来たり、念仏を唱えたり、ぱああぁって光って自分を回復したりするよ。油断はしないでね」
 大丈夫だとは思うけど、念のためね、と祈里はケルベロスたちの顔を順繰りに見る。
「……お祭りの後って、金魚はどうなっちゃうのか僕もわからないけど、きっとすくってもらった金魚は命が終わるまで大事にしてもらえるって信じてるんだ。それっていけないことかな……?」
 信者たちには様々な主張があるようだが、祈里はよくわからないというようにうなだれる。やがて顔を上げると、真剣な眼差しでこう告げた。
「なんにせよ、このまま放っておいたら罪のない人がビルシャナに殺されちゃう。それは、なんとしても阻止して!」


参加者
セレスティン・ウィンディア(墓場のヘカテ・e00184)
ミズーリ・エンドウィーク(ソフィアノイズ・e00360)
久瀬・彰人(地球人のガンスリンガー・e04430)
ユヴィ・ミランジェ(また笑顔が作るから・e04661)
大首・領(秘密結社オリュンポスの大首領・e05082)
マイア・ヴェルナテッド(咲き乱れる結晶華・e14079)
ミア・フィーネ(寂寞の夜明け・e20536)
葛西・藤次郎(シュヴァルツシルト・e22212)

■リプレイ


 祭りの会場で大騒ぎするビルシャナと、その配下に久瀬・彰人(地球人のガンスリンガー・e04430)は大きくため息をついた。
「またえらく範囲が狭いな……。掬うのは許さないけど見世物や金魚すくい用に飼育する業者は許容されるのか。相変わらず意味が判らんな」
 つかつかと歩み寄り、信者達に問う。
「掬うのは駄目なくせにこの狭い水槽に大量に金魚を入れておく事はいいのか?」
 ビニールプールの中では、金魚たちがひしめき合っている。彰人の言うように、金魚にとってよい環境とは言い難いだろう。
「は?」
「そもそもそんな用途の為に飼育している業者も許されるのか?」
「そういうやつも含めて許せないのよ! つまり、掬う奴がいるからそういう業者も存在するんでしょ!?」
 怒鳴りつける女信者の声を聞いているのかいないのか、彰人はまくし立てる。
「人間ポンプとか言って口から金魚吐き出すような手品師も許されるのか? そんな所で気色悪い声出してるだけで元凶に何もしないのは金魚からすれば金魚掬いしてる奴となんら変わりないぞ」
 女信者はビニールプールから自分を見上げる金魚を見つめ、震える。
「そ……んな……」
 その時、背後から笑い声を響かせ、大首・領(秘密結社オリュンポスの大首領・e05082)が現れた。
「フハハハ……我が名は、世界征服を企む悪の秘密結社オリュンポスが大首領!!」
 なんだこの胡散臭い奴は、と胡散臭い鳥デウスエクスについた信者達は白い目で見てくる。領は軽く腕組みをすると、ビニールプールを覗き込んだ。
「ほう……金魚すくいか……夏の趣きの1つだな」
 そして、泳いでいる金魚の種類を見て目を剥く。
「こ、これは……早めにすくってやるべきだな……でないと金魚たちがマズい事になる!」
「えっ、な、何を言っているんだ!?」
 男信者はそのただならぬ様子に慌てふためく。
「覚えがないかな……? 祭りで手に入れた金魚が数日で死ぬというケースを……」
「ああ、だからこそ、俺たちはこんな遊びを止めたいんだ!」
 領はゆっくりと首を横に振る。
「金魚には種類の相性というものがある……中でも、この和金と出目金の相性は最悪だ!!」
 サァッと男の顔から血の気が引いた。なんと、ポイを握りしめているではないか。
「き、金魚ちゃん!」
「このままでは、すくうことを否定したお前たちが、金魚の死を招いてしまったという結果に繋がるだろう!」
 さぁ、急げ、と背を押され、男は金魚すくいに興じる。ラブフェロモンをむんむんさせながら、マイア・ヴェルナテッド(咲き乱れる結晶華・e14079)が口を開いた。
「暑い日に金魚が可哀想とか言ってるけど、金魚が快適に過ごせる温度は15℃~28℃程度でこの時期の北海道なら金魚の体調に特に問題は無いわよ」
 胸の谷間から取り出したスマホを見ながら、金魚の豆知識を次々披露していく。
「今年はちょっと暑いから!」
 言い訳を始めるビルシャナを遮るように、マイアは続ける。
「あと、祭り後の金魚の処理は大体ペットショップに譲渡されて売れることなく寿命を終えるか、祭り終了後に殺処分とかだから……店で誰かにすくわれた方がよっぽどマシじゃないかしら?」
「そう、なのか?」
 震える声で問う男に、ミア・フィーネ(寂寞の夜明け・e20536)がゆっくりと頷いた。
「金魚すくいはお祭りの遊びだけど、本当は金魚助けになってるの知ってるのかな」
「えっ」
「養殖されて殺処分から逃れた金魚達なんだよ。すくって貰って、飼ってもらって、愛でてもらって、そして命を繋いでくれるんだよ」
 目から鱗、というような顔をしている男に、ミアは首をかしげる。
「可哀想って思うのは違うんじゃないかな。折角の機会を奪って、可哀想可哀想って言うだけで……その後はどうするつもり?」
「どうって……」
 何も考えていなかったであろう男は、視線を彷徨わせる。
「何もないなら、金魚すくいしてみない? 皆に飼って貰った方が金魚たちも嬉しいんじゃないかな」
 ポイを、信者達に手渡す。――金魚を愛している、皆に飼ってもらったらきっと幸せだよ。ミアの視線はそう言っていた。
「そう、……そうかもな!」
 ポイを受け取り、男はビニールプールへとしゃがみ込む。
「えっ、おま、何言ってんの」
 ビルシャナはその様子にギョッとした顔で立ちすくんだ。


「金魚って意外と丈夫よ。むしろ一匹で育てるのがかわいそうという海外の法律もあるわ」
 セレスティン・ウィンディア(墓場のヘカテ・e00184)は、ポイを握りしめたまま立ちすくむ信者達を見据えてそう告げる。ポイを投げ捨てた女信者が叫んだ。
「ふ、ふざけないでよ! こんな事して……許されるとでも!」
 その声を遮るように、金魚のプールを覗き込んでポイを水面に近づけていたユヴィ・ミランジェ(また笑顔が作るから・e04661)がゆっくりと振り返り、すっと目を細めて問うた。
「金魚……救い……でしょ?」
「え……」
「何が悪い? ユヴィには分からない……プールから助けて居るのに……お前が……それ……止めた……」
 投げ捨てられたポイを拾い上げて、静かながらも凄みのある微笑みを見せる。
「お前が……ま……違い、ユビィ……直してあげる」
 ヒッと悲鳴を飲み込むと、女は走って逃げだしてしまった。『金魚救い』という言葉に、何かしら揺さぶられるところもあったのだろう。葛西・藤次郎(シュヴァルツシルト・e22212)は金魚すくいをしようとする者達へとギャアギャア騒ぎ始めた信者に大きくため息をついて見せる。
「金魚すくいの商売道具のままが幸せかい? 俺はそうは思わないなぁ」
「今すぐポイを捨てろ! 金魚が可哀想だろ!」
 そうかい? と藤次郎は肩を竦める。
「どうせなら良い人にすくわれて快適な生活が望ましい。こんな集団じゃなくて適当に、寂しくない程度の仲間達と一緒にさ」
 そんなに金魚を愛している君たちは金魚の事を知り尽くしてるんだろ? 藤次郎はそう言ってビニールプールへと視線を移す。
「そもそも普段はどういう生活をしてるのかも気にならない? 衛生管理はしっかりしてるだろうけどそれ以外は相当怪しいと思うんだよね」
 考え込んでしまう女信者。生活の質というのは、人間にとってもとても大切なポイントだ。
「俺が金魚なら快適な新天地の方がいいなぁ」
 新天地。その言葉に、弾かれるようにして女は走って行った。
「なんで!?」
 ビルシャナはあたふたしている。
「さて、本題」
 ぽん、とセレスティンが軽く手を打った。
「金魚すくいは競技です。ポイで掬わずして金魚を救うなどという戯言……まずはポイで金魚を救えるようになってからいらっしゃい。正統ルールを無視して金魚をすくおうだなんて笑っちゃうわ」
 眼前にポイを構え、静かにビニールプールの前にしゃがみ込む。セレスティンはポイの全面を水にぬらすと、水面と平行にそれを動かした。
「何をしてるんだ! やめろ!」
 騒ぐ男を睨みつけ、言い放つ。
「ポイで救う以外にどうやって金魚を救うの!?」
「そうだ、早く金魚を救うのだ!」
 領が畳み掛けるように言うと、男達は流されるようにその場にしゃがみ込んだ。こうかな、ああかな、と考えながらポイを動かすユヴィ。ひょいひょいと金魚をすくうセレスティン、和金と出目金を分けてボウルにすくっていく領……。
「あっ、くそっ……」
 信者の1人がポイを破ってしまった。セレスティンはそれを見て、ハッキリとした声で告げる。
「実際見ていたらわかるでしょう。ポイで追いかけまわしたらすぐポイが破れてしまう事に」
「あ……あ……」
 ボロボロのポイを持った男二人が震える。
「ポイで金魚を優しく救うのです。なんという美しい競技でしょう!」
 ちゃぷん、とボウルの中の金魚が跳ねた。
「優しく……」
「救う!」
 男達に衝撃が走った。何かを悟ったような顔をして、彼らは去ってゆく。厳格そうな主婦二人が腕組みをしてそれを嘲るように笑った。
「救うですって? 随分な自信ね!」
 そこで、静観していたミズーリ・エンドウィーク(ソフィアノイズ・e00360)が口を開いた。
「あたしは金魚さんのコト、思い出とか癒しをプレゼントする夏の人気者だと思ってる」
「え」
「子供の頃の楽しい一幕とか、一生懸命一緒に育つとかそれって金魚さんにしか出来ない大事なコトじゃないのって。それは可哀想じゃなくて、凄いってヤツだと思うんだ」
 主婦の脳裏に駆け巡る幼いころの思い出。すぐに死んでしまったけれど、初めて自分の手で何かを『育てる』という感覚を貰ったこと。
「育ての親だって、夢を届けたくて金魚さん送りだしたんじゃないの?」
 ぽろ、と主婦の目から涙がこぼれた。
「そっか……私、大切な事を忘れて……」
 帰らなくちゃ。そう呟いて、去って行った女の背にもう一人の主婦は叫ぶ。
「ちょっと!」
 ミズーリはきょとんとした顔で、純粋ながらも抉る一言を放った。
「あんた、金魚さんみたいに夢とか子供にあげられるの?」
「あぅ」
 言葉を詰まらせる。子供の夢を奪っているのは自分ではないか? 目が覚めたような顔をして、女は走り去っていく。気付けば、金魚すくいに興じていた信者達も去っている。かくしてビルシャナの元には誰もいなくなった。


「ぬぁにが金魚救いだぁぁあ!」
 ビルシャナの雄叫びに、ユヴィは背中の三対の翼を広げる。
「お前に救いはあげない……」
 ユヴィが鮮やかに舞うと、その翼からこぼれた羽根がビルシャナを射た。
「ひえ!」
 ビルシャナは受けると同時に金魚の形をした炎を放つ。藤次郎は仲間を庇うべくそれを受けると、肩を竦めてため息をついて見せた。
「どうしてもやるのかい? 大人しく改心してくれると助かるんだけどな」
 前衛に向けて杖を振り、青い魔術師を施すと、傍らでヴァイスリッターがガチャガチャと威嚇の音を鳴らす。彰人が狙い澄ましてビルシャナへと降魔真拳を放つと、ビルシャナの身体は後方へと派手にぶっ飛んだ。
「あがぅ!」
 したたかに背を地に打ち付け、ビルシャナは唸る。が、ビニールプールを覗き込むと幸せそうに笑み、その身を光に包んだ。
「……いちいち人様の娯楽に口出しするような無粋なマネしてるとハゲるわよ?」
 マイアはぽつりと呟くと、黄金の果実の光を前衛の仲間へと浴びせる。心地よさそうに回復の光を溢れさせるビルシャナ目がけ、領がエクスカリバールをぶん投げた。
「ひぎぃ!」
 直撃。ビルシャナは痛みに悶絶する。反撃の隙を与えず、ミミックが噛みつきに行った。
「くそぉお!」
 再度、襲い掛かるビルシャナが放つ炎を、ミアが受ける。
「っ……」
 熱さと痛みに眉を顰めながらも、ミアは前衛へとブレイブマインを施し、そして傍らのウイングキャットへ呼びかけた。
「リーチェちゃん!」
 瞬間、リーチェはビルシャナへと躍りかかる。その爪で猫ひっかきを繰り出し、その場に羽を散らさせた。
「動物愛護心は素晴らしいけれど、あなたたちを恐れてお祭を楽しんでいた人たちがみんな逃げていったのはどう説明するのかしら」
 セレスティンは底冷えするような声で言って、ペトリフィケイションを放つ。
「う、うぅ、うるさいっ」
「さて、ライブも賑やかにいこーか!」
 ミズーリは、傷を負った藤次郎とミアに向けて「ブラッドスター」を奏で上げる。何やら、ビルシャナも歌うように唱え始めた。経文だ。
「うっ……」
 頭を押さえて屈みこむのは彰人。その不気味な声を止ませるように、ユヴィはファミリアロッドを振るった。
「アラギ……行け」
 短く告げる言葉に呼応するかのように、ファミリアシュートはビルシャナに命中する。その隙を狙うかのように、藤次郎が破鎧衝を捻じ込んだ。ビルシャナは仰向けに倒れて力なく咳き込む。それと同時に、炎が放たれた。
「させないよ」
 ミアが、受ける。ちり、と髪の先が焼けるのを感じた。後ずさるビルシャナに、マイアが囁く。
「……ふふふ、私の魔眼からは逃げられないわよ?」
 色の滲む声と裏腹な呪いの視線が、ビルシャナを苛む。蛇に睨まれた蛙のように動けなくなったビルシャナ目がけ、領は叫んだ。
「全て我が掌の上だ!」
 征服者ノ巨腕が、ビルシャナを殴り飛ばす。
「もう一息だ」
 ミズーリが気力溜めで彰人を癒す。彰人は立ち上がり、そのままの勢いでインフィニティブラスターを放った。
「こいつが俺のとっておきだ!」
 乱打の後の至近距離での攻撃に、ビルシャナはもはや起き上がることすらできない。
「……終わりね」
 セレスティンが放つドラゴニックミラージュが、ビルシャナの全てを焼き尽くすのだった。


 修復作業を手伝いながら、ユヴィがぽつりと呟く。
「お祭り……もうやらないのかなぁ? ユヴィ遊びたかったな」
 領は、すっかり周囲が綺麗になると今度は金魚を律儀に種類ごとに分けてすくい始めている。
「出目金が弱ってしまう……」
 ぶつぶつ、なにか言いながら。
「あたしすっごく最近金魚すくいしたトコなんだけど……やっぱり夏の風物詩金魚さんのお仕事、勝手に取っちゃダメだと思うなー」
 ね、と金魚に語りかけるように、ミズーリはビニールプールを覗き込んだ。彰人が鳥居の向こうに人影を見つける。
「あ、人が戻ってくるみたいだぞ」
 祭りの再開かな、と藤次郎は笑う。
「どうせなら金魚すくいも楽しんでいかない?」
 そう提案すると、ミアが大きく頷いた。
「うん。赤い金魚、可愛いからお友達になりたいの」
 にゃ、と鳴きながらビニールプールを覗き込むリーチェを引き離す。
「リーチェちゃん、ダメだよ」
 リーチェちゃんは物分りがいいから、金魚を飼っても仲良くできるもんね、と笑いかけた。祭に次第に活気が戻っていく。マイアはキュッと口角を上げた。
「じゃあ、私はこれで。お疲れ様」
 楽しげな口調。彼女は人ごみに消えた。若い男の快楽エネルギーを漁りに行く心算だ。
「金魚……救い、しよ?」
 ユヴィがセレスティンを見上げる。
「ええ、良いわね」
「かき氷も食べたいな」
 ミアが無邪気に笑う。夏の風物詩、どこかで小さな花火が上がる音が、聞こえた。

作者:狐路ユッカ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年8月30日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 1
 あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。